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セリシンは天然保湿因子に近い成分なのか?

シルクセリシンと天然保湿因子

シルクにあるタンパク質のうち、「セリシン」は、角質層の水分保持をになっている「天然保湿因子」に近い成分とよく言われています。

その理由は、シルクも天然保湿因子の主成分も約18種のアミノ酸の集まりからできており、その組成が近いとも言われているからです。

本当にそうなのか、アミノ酸の組成を調べてみました。

 

セリシンと天然保湿因子のアミノ酸比較

下記はシルクセリシンのアミノ酸組成比率です。

それに対し、( )内の数値は天然保湿因子にあるアミン酸組成比率です。

 

・セリン 30.1 (20.13

・アスパラギン酸 16.8 (1.09

・グルタミン酸 10.1 (3.88

・グリシン 8.8 (13.27) 

・スレオニン 8.5 (0

・リジン 5.5 (1.70

・チロシン 4.9 (0.98

・アルギニン 4.2 (9.18

・アラニン 4.0 (9.87

・バリン 3.1 (3.61

・ヒスチジン 1.4 (1.73

・ロイシン 0.9 (1.74

・イソロイシン 0.6 (0.83

・フェニルアラニン 0.6 (0.78

・プロリン 0.5 (6.09

・トリプトファン 0.5 (0) 

・メチオニン 0.5 (0.41

 

組成比率にばらつきはありますが、天然保湿因子を構成している各アミノ酸は、シルクセリシンにもあることが分ります。

 

セリシンで全てカバーできない!

角質細胞に存在している天然保湿因子は水溶性であり、洗浄力のある洗顔料を使うと簡単に奪われてしまいます。

再生させる為には一日以上かかるとも言われますから、奪われた分を化粧水などで補う必要があります。

シルクセリシンならそれが可能になる訳ですが、上記に示した数値から見てもわかるように各アミノ酸組成にばらつきがあり、セリシンでは完全にカバーすることができません。

例えば

グリシン 13.27に対し、
シルクセリシンでは8.8

アルギニン 9.18に対し 4.0

アラニン 9.87に対し 4.0

 

そして特に不足しているのが、

プロリン 6.09に対し 0.5

このようにシルクセリシンを化粧水などで補ってもカバーしきれないアミノ酸があります。

 

不足分を補う対策

天然保湿因子に含まれるアミノ酸のうち、グリシン、アルギニン、アラニン、プロリンは、シルクセリシンより高いアミノ酸組成比率である為、それを補てんする素材が必要になってきます。

 

そこで着目したのが「乳清」です。

乳清はホエイとも呼ばれ、ヨーグルトにできる上澄み液、つまり乳酸菌発酵液のことです。

この乳清にも色々なアミノ酸が含まれており、昔から健康食だけでなく美容成分として利用されています。

では乳清に含まれるアミノ酸をプラスしてみましょう。

 

天然保湿因子にあるアミノ酸組成率が青の数値

シルクセリシンのアミノ酸組成率が赤の数値

乳清のアミノ酸組成率が緑の数値

 

・グリシン 13.27
 8.82.2

・アルギニン 9.18
 4.03.0

・アラニン 9.87
 4.05.0

・プロリン 6.09
 0.55.0

 

このように乳清を加えることで、天然保湿因子にあるアミノ酸構成率に近づけることができます。

 

シルクセリシン乳清

この両成分の複合アミノ酸をシルキーズでは「活肌(かっき)アミノ酸」と呼んでいます。

活肌アミノ酸の詳細へ

 

まとめ

今回はセリシンがどれほど天然保湿因子のアミノ酸に近いかを調べてみました。

組成比率に違いはありますが、同じアミノ酸から構成されていることが確認できましたことと、プラス乳清のアミノ酸を複合することで、さらに天然保湿因子に近い成分になることも実証できました。

 

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